日立リビングサプライ i.mega iNC130について


iNC130
日立ブランドのトイデジカメ

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能


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 10年以上前に買ったので、まだイイ値段だった。

iNC130
 アウトフィット一式。

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 スライド式レンズカバー。
 レンズはビーズ玉みたい。


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 i.megaシリーズの初期のモデルである。


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 そこそこ効果のあるグリップ。
 それほどホールディングは悪くない。

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 固定焦点(パンフォーカス)+マクロモード登載。

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 液晶ビュワー非搭載なので、撮影結果は確認できない。
 撮影は光学ファインダーで行う。


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 WBやフラッシュモードを搭載する。割と細かな設定ができる。
 サイレントモードが無いのが残念だ。

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 メガピクセルで記録媒体は内蔵メモリ+スマートメディア。電源は単三型電池2本。


iNC130
 栄光ある中国製。北米あたりでビビターブランドで売っていそうだ。


 ニコンのデジカメと言えばクールピクスである。フジフィルムのデジカメと言えばファインピクスである。同じように日立リビングサプライとえいばi.megaなのだ。日立リビングサプライが何時頃からデジカメ戦場に参戦したのかはよくわからないのだが、「i.mega」というくらいだからメガピクセル時代から始まったブランドなのだろう。拙僧の知る限り、「i.mega」シリーズの初代が本カメラのようだ。登場は2000年9月である。本カメラのジャンルはトイデジカメになるだろう。同期はタカラのスティックショットやマクセルのWS30だから、背面に液晶ビュワーがなくても130万画素級の撮像素子を搭載して外部記録媒体のスマートメディアを採用しているのは大したものだろう。何しろスティックショットは10万画素級の撮像素子だからな。ジョークも大概である。
 レンズはビーズ玉くらいだがガラス製の4枚玉である。ライカ判換算の焦点距離が分からないのだが40mm前後と言ったところだろうか。レンズ周辺には10mmF3と書いてあり、かなり明るいレンズである。撮像素子が、そんな明るさに対応しているのか疑問だが。固定焦点(パンフォーカス)でマクロモード付き。標準モードでの撮影距離は60cm〜無限遠、マクロモードで15〜25mmである。背面に液晶ビュワーがないので、マクロ撮影は相当不便である。記録媒体はスマートメディアだが、内蔵メモリで8MBを搭載する。シャッター速度は1/10〜1/2000の電子シャッター。ホワイトバランス(WB)はオート、晴天、蛍光灯など5モードを選択できる。売りの一つがストレージというかUSB端子をつけるとカードリーダー/ライターになる。電源は単三型電池2本で起動する。こんなこともできないカメラが普通だったのだ。総じて良くできたカメラだ。
 これで定価は12800円。実売は1万円を切っていただろう。同世代のちゃんとした方のカメラだとフジフィルムのファインピクス1300が130万画素級でレンズは固定焦点でマクロモード付き、記録媒体はスマートメディア、電源は4本だけど単三型なので近い。但し、勿論ちゃんと背面には液晶ビュワーを搭載しているので撮影画像をすぐに確認できる。それで価格が定価ベースで49800円で実売が4万円を切るくらい。2000年だとまだフィルムカメラも、そこそこ先が見えて来たけど健全だったし、ファインピクス1300に4万円をぶち込むにはちょっと躊躇したのではないだろうか。当時、流行り始めたHP用のメモ画像なら本カメラだって代用できないことはない。かなりしっかりホールドすればそれなりの画像を撮影出来るしな。ちょっと眠い画像だし、レスポンスもイマイチだけど、ちゃんとしたデジカメだって大したものではなかった。
 拙僧が本カメラに苦情があるとすればサイレントモードが無いことだ。ピーピーいうブザーの消音ができないのである。拙僧のキャンデットフォトという戦術には都合が悪いのである。
                ☆           ☆
 i.megaシリーズは、そのエグいデザインとそこそこ使えるので500〜800万画素級時代まで生き残った形跡がある。例えばi.mega HDC−1とかだ。もっとも、本カメラにしろ後裔のi.megaシリーズにしろ、日立リビングサプライが一から設計して生産したとは思えない。多分、使い物になりそうなブツを福建省あたりで探して自社ブランドで売ったのだろう。全く同じカメラが世界中で不思議なブランドでドラックストアに吊るし売りしているのだろうな。

 では、撮影結果(名古屋散歩編)を見て頂きたい。

(了:2015/2/21)

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