カシオ エクシリム EX−Z11について


EX-Z11
カシオお得意の薄型ボディ。

☆ジャンク度☆
不具合無し
撮影可能


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 エクシリムブランドの光学3倍ズームレンズに720万画素級撮像素子を組み合わせる。

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 基本的には綺麗な個体なのだが4角に傷があるのが惜しい。


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 エクシリム EX−S100譲りのスリムなボディ。


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 見易い液晶ビュワーだが、実際の撮影画像とは色味が異なる。


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 右に寄せたアイコンと組み合わせた操作系。


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 カシオの伝統、ベストショット。


EX-Z11
 画期的だったカードサイズデジカメのエクシリム EX−S1と同じバッテリーNP−20を採用。



 カシオのエクシリムというと画期的な小型スリムカメラエクシリム EX−S1/M1で始まった。これは130万画素級と当時としても抑え気味のスペックだったが、カードサイズで”着るカメラ”等というコンセプトのデジカメは無かったから、ガジェット好きには好意的に受け入れられた。その後、200万画素級の撮像素子に換装したエクシリム EX−S2M2へ進化するのだが、マクロモードも非搭載の固定焦点(パンフォーカス)では限界があって、結局、直系の子孫は300万画素級のEX−S3で一度は終焉する。一方でエクシリムの小型路線はズームレンズを搭載したエクシリム EX−Z3シリーズに移行するのだが、流石にカードサイズという訳にはいかず、当時としてはなかなかのスリムボディと小型化を実現していたが、初代のエキセントリックさは無くなった。
 しかし、カシオは地下でくすぶってはいなかった。エクシリムシリーズがそれなりにヒットし、多展開する中でエクシリム EX−S100を送り出した。これは、カードサイズのEX−S1を髣髴させる薄型ボディにズームレンズを搭載したものである。バッテリーもEX−S1と同じ薄型の物を採用した。カシオは薄型ボディを諦めていなかったのである。その後、新しいEX−Sシリーズはシリーズ化し、エクシリム EX−S500など幾つかのモデルを展開した。本カメラはそのEX−Sシリーズに匹敵するほどの薄型ボディを実現している。しかし、何故だかディジグネーションはEX−Zシリーズとなった。Zは「ズームレンズ」を意味するらしいから不思議ではないが、折角のEX−Sシリーズの命名を捨てるのは些か惜しい気がするな。
 本カメラを紹介した紹介したコンテンツは極めて少ない。日本語の物は殆どないと言っていいだろう。限定的な情報を羅列すると、撮像素子は720万画素級、ライカ判換算で38〜114mmF3.1〜5.9の光学3倍ズームレンズを搭載する。基本的にはカシオのベーシックモデルの準じてベストショットを搭載し、カメラ任せで撮る分には綺麗な画像を撮影する。多少、カラーバランスがビビットに寄っているが、そういう画像を綺麗だという価値観もあるだろう。あまりマニアルで設定できる項目は少ないがマニアルフォーカスが出来る。これもカシオのベーシックモデルの伝統だ。もっとも、本カメラの液晶ビュワーはそれほど高品質なモノでないので、満足にフォーカシングするのは難しいだろう。液晶ビュワーで表示する画像と実際の画像のカラーはかなり異なり、PCで表示するとびっくりする。最短撮影距離は40cmだが、マクロモードで広角が10cmまで寄れる。もっとも、マクロモードのAFの合焦率は低い。それで液晶ビュワーでフォーカスを確認するのは難しいから、何度も撮影するか再生して拡大して確認する必要があるだろう。
                ☆                 ☆
 カシオのデジカメは高速連射のエクシリム EX−F1や最近ではレンズユニットが遠隔操作できるモデルのようにニッチでユニークな路線とベストショットのような簡便な操作でそれなりに写る廉価モデルの2つの路線を選んでいる。それはそれでよいだろう。ニコンやキヤノンとガチで勝負してもしょうがなからな。それにしても本カメラのように薄型ボディに特化したカメラの評判がイマイチ鈍いのは残念だ。携帯性ならスマートフォンがあるから時代にマッチしないのかもしれないな。エクシリムブランドの携帯電話もあった。今でもソニーなどがスマートフォンに連動したカメラで気を吐いている。

 では、撮影結果(日間賀島+α編)を見て頂きたい。

(了:2015/10/15)

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