パナソニック ルミックスDMC−FS7について


DMC-FS7
見た目は切れている廉価モデル。

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能


DMC-FS7 DMC-FS7
 廉価モデルとはいえ、レンズは「ライカ」だ。
 銘板にもバリオエルマリートが誇らしい。


DMC-FS7 DMC-FS7
 撮像素子の画素数は1000万画素級。
 黄金に輝いていた「ルミックス」ブランドも、今やどうか。


DMC-FS7 DMC-FS7
 素晴らしくスリムでクールなスタイリングに光学4倍ズームレンズを組み合わせる。
 ヘアラインも美しいですよ。


DMC-FS7 DMC-FS7
 操作系は標準的なモノ。
 特筆するのは電源ボタンがシフトスイッチ式なのだ。
 モダンコンパクトデジカメとしては珍しい。


DMC-FS7 DMC-FS7
 廉価モデルとはいえ、液晶ビュワーのクオリティは落としていない。
 賢いインテリジェントモードを搭載するオートカメラだ。


DMC-FS7 DMC-FS7
 階層メニューのデザインはFXシリーズに比べて、やや簡素化してあるか。
 操作性に見劣りは無し。


DMC-FS7 DMC-FS7
 困ったときの「インテリジェントオートモード」ショットカットキー。
 バッテリーはルミックス DMC−FX35などが採用するものと同様である。


 もう2013年ですよ。今年の8月に帰郷したのだが、もう知り合ってから15年以上経つ「懇意にしている女子」と新宿で呑んだんですよねえ。二人っきりじゃないっすよ。拙僧が三河に降ってから10年以上経つけど、割と毎年会っている気がするから単車を一緒に乗っていた時期よりも呑みの方が長い付き合いになるなあ。いや、お互い単車は乗っているんだけど、三河と横浜だと気軽に連れツーリングは出来ないよねえ。それで、

「わたしも四捨五入するとねえ」

などと仰るので何のことかと思ったのだが。そういえば知り合ったのが拙僧が25でアチラが30だったなあ。それで、拙僧が41ってことは・・・。ワーオ!そりゃあビックリだあ。いや、そんあ貴女が可愛いわあ。男なんてロクでもなくアテニもならないんだから、諦めて拙僧と向こう15年は遊んでくれ。勿論、拙僧は妻と愛を育んで幸せに生活するんだが、幸せ何て目に合うのは拙僧だけで十分よ〜。帰郷の度に拙僧の目を和ませてくれ。手出しはしないぜよ。いや、触っていないかと言うと触っているのだが。
 そんなことは兎も角、2013年だとジャンクコーナーの1000万画素級コンパクトデジカメが、生きているバッテリー付きで動作OKでも、まあ出しても500円だよなあ。でも、本カメラは1000円もしたのよ。「高けえ!」と拙僧も思ったのだが、DMC−FSシリーズって初めて出会ったのだ。それまで、そんなシリーズは知らなかった。勿論、ルミックス DMC−FX1から始まったDMC−FXシリーズは知っている。ルミックス DMC−FX01で完成して、その後も広角に特化したズームレンズとスタイリッシュなボディで気を吐いていた。浜アユをどこまで起用していたかはよくわからないのだが。ルミックス DMC−FX35なんて、1000万画素級の撮像素子にライカ判換算で25mmまで広角側を広げた光学4倍ズームレンズを組み合わせて無敵って感じ。総合的な完成度の高さといい、素晴らしいカメラだなあ。その後、パナソニックのブランドは「宮崎あおいさん」を元帥としたペンデジ地上軍で欧州を真銀に染めるので、ルミックスGシリーズで開拓した「ミラーレス一眼」のジャンルを失うのだが。
                ☆                 ☆
 ルミックスDMC−FSシリーズはDMC−FXシリーズを範にした廉価シリーズである。何時頃から始まったのかは全くわからない。ルミックスの廉価シリーズと言うと、乾電池仕様のルミックス DMC−LSシリーズだと思っていたのだが、事態はそんなに簡単ではないのだな。所詮、乾電池仕様は異端という事なのだろう。本カメラは手にとっても全く廉価を髣髴させない。黙っていれば普通にDMC−FXシリーズだと思うだろう。拙僧はそう思ったし、「DMC−FXシリーズではない」と気付かなかったら買わなかっただろうな。それはそれで大いに曲がった根性なのだが。
 スタイリングは抜群である。素晴らしくスリムでヘアラインのメタル地の輝きも美しい。拙僧がジャンクコーナーで遭遇した時にはDMC−FSシリーズなんて知らなかったから、これはDMC−FXシリーズの後裔シリーズなのかとも思ったな。でも、ちょっと弄るとクラスの差を感じるな。それに、例の赤文字の「25mm WIDE」の文言が無い。でも、拾ってみた。今どき、素性の分からないルミックスのコンパクトデジカメというのも関心が湧くのだ。
 パッと見はルミックス DMC−FX35やルミックス DMC−FX37と大した差はない。明確に違うのはDMC−FXシリーズは伝統的にボディ右上の親指で操作する部分にモードダイヤルが位置するのだが、本カメラでは省略している。その代り、ボディ上面には「iA」の赤いアイコンが目立つ「オートインテリジェント(おまかせiA)モード」のショートカットキーがある。本カメラは大層なシーンモードを多数登載するのだが、基本的には階層化したメニューから選択する必要がある。なので、基本的には「オートインテリジェント(おまかせiA)モード」を使ってくれということなのだろう。「顔認識追尾AF」とかも省略されているのだが、拙僧には大した関心ではないな。
 運用上、大いに安くなっているのはレンズである。ルミックス DMC−FX35が25〜100mmF2.8〜5.6と、望遠側のF値以外は「参った!!」というくらい素晴らしい広角系ズームレンズを搭載しているのに対し、本カメラは33〜132mmF2.8〜F5.9と凡庸。望遠側が伸びても嬉しくないっすよね。エクシリム EX−Z80みたいにフォーカスアイコンをハートにしたりできるらしいんだが、そんな面倒なことしたいですかねえ。拙僧は設定方法も調べるつもりはありません。見てくれは素晴らしくクールなんだが、使っているとスグに「あ、安物」と気づくと思うな。レスポンスがねえ。ちょっと鈍いなあ。DMC−LS10みたいに決定的に愚図という程ではないのだが、本カメラの動員と同時か近い時期にIXYデジタル900ISを使ったのだが、比べると軽く不愉快になる程度ではある。パナソニックとしてもIXYデジタル900ISと比べるならDMC−FX35にしてくれって話なのだが。ただ、DMC−LS10のように「プログラムAEの弾く値が決定的にパー」という訳ではないので、普通に使うには大した問題にはならないだろう。すれ違う娘さんを辻斬りするには少々足りないが。しかし、本カメラの実勢価格が2万円程度で、登場からそれほど経過していないのに1.5万円で買ったというコンテンツもある。このカメラが1.5万円だったらそれは反則だわ。オリンパスのFEシリーズだって、ペンタックスのオプティオEシリーズだって敵わないわ。それで、パナソニックが儲けたかと言えば、そうとも思えないのだが。
                ☆                 ☆
 「ミラーレス一眼」のコアターゲットであるカメラ女子の実際の装備を見ても、圧倒的にペンデジ、かなり下がってソニーNEX。その後にちょいちょいニコン1とペンタックスであろうか。「デジ一眼レフ」は圧倒的にEOSで、ニコンがそこそこ頑張っているのかなあ。ペンタックスも案外と健闘しているなあ。αを使うようなのは爺とフルサイズ撮像素子オタクだけだな。
 本カメラの廉価クラスのコンパクトデジカメというジャンルは、既にペンタックス(リコー)もオリンパスも撤退を表明している。多分、ニコンもキヤノンも大して関心がないだろう。そんなレッドオーシャンは韓国か中国に任せればいいのだろう。ルミックスというブランドは、浜アユが消えていくように市場への影響力が減っていると思われるのだが。現在において、本当にパナソニックはデジカメで儲けるつもりがあるのだろうか。もっとも、一時は危機的と言われた経営状況も、連結決済ではかなりの黒字だというから、自動車や建材で忙しくてカメラなんかに人材を割けないのかもしれないな。

 では、撮影結果(新大久保散歩編)を見て頂きたい。

(了:2013/8/22)

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