オリンパス キャメディア C−760UZについて


C-760UZ
オリンパスのウルトラズームの完成形。

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能


C-760UZ C-760UZ
 画素数非拡大路線を宣言していた頃のオリンパスのカメラである。

C-760UZ C-760UZ
 効果のありそうなおフラッシュ。
 勝手にポップアップしたりしない。

C-760UZ C-760UZ
 ライカ判換算で42〜420mmF2.8〜F3.7の光学10倍ズームレンズを登載。


C-760UZ C-760UZ
 EVFの画素数が寿来モデルの倍になった。

C-760UZ C-760UZ
 操作系は従来のオリンパスのポリシーを踏襲している。

C-760UZ C-760UZ
 仮想十字キーのデザインは、もう一歩と言ったところ。。

C-760UZ
 バッテリーを専用電池にして、ボディがスリム・小型化した。  オリンパスだとμシリーズや三洋なども採用したメジャーなバッテリー。

 2004年4月に登場した本カメラには、上位機種のC−770UZが存在する。デジカメ史において、本カメラとC−770UZのポジションはC−770UZのコンテンツに詳しいので割愛したい。
 本カメラは基本的には400万画素級のC−770UZの撮像素子を小型の300万画素級撮像素子に換装したものである。レンズも共通なのでレンジが42〜420mmF2.8〜F3.7と望遠寄りになってしまった。スナップカメラとして使う場合には喜ばしい事では無い。C−700UZシリーズのデビュー作のC−700UZからC−755UZまでは単三型電池4本を電源としていたが、本カメラに至ってμデジタルシリーズなどと同様の専用電池を電源とするようになった。C−700UZシリーズは進化する度にスマートな外観になっていたが、本カメラはかなりスリムになっている。どこかフィルム一眼レフのLシリーズシリーズのL型ボディを髣髴としていたスタイリングだったが、本カメラではかなりフラットになった。C−770UZに搭載して本カメラに非搭載なのがMPEG4動画の撮影機能だ。本カメラは凡庸なVGA動画を撮影出来る。
 ライバルはパナソニックのルミックスDMC−FZ3、コニカミノルタのディマージュZ2、京セラのファインカムM400Rになるだろう。このなかで唯一手振れ補正機構を搭載したのはルミックスDMC−FZ3だけであるが、一方でルミックスDMC−FZ1を踏襲した小さな撮像素子を搭載しており、画質面ではライバルに劣るとされていた。また、ルミックスDMC−FZ3は割高であり、この段階では市場の評価は兎も角、ポテンシャル的には拮抗していた。しかし、翌年にルミックスDMC−FZ20と同じ大きさの撮像素子を搭載したルミックスDMC−FZ5の登場で拮抗は破られる。コニカミノルタもディマージュZ3では手振れ補正機構を搭載している。
 本カメラの出来は悪くない。時代的に動作は緩慢だがしっかりホールディングすればAFも正確である。ただ、積極的に感度を上げて手ブレや被写体ブレを防ぐ「アンチバイブレーションシステム」が適切に撮影に貢献しているかと言えば、そうは思えないな。発色は過剰な程ビビットでありエッジはシャープネスである。当時のオリンパスのデジカメらしいちょっと弄った感じの画像を撮影する。これはこれでイイんじゃないかな。。
             ☆           ☆
 全体的には悪くないカメラなのだが、致命的なのはxDピクチャーカードを採用していることである。これは現在における運用を難しくする。
 C−700UZシリーズとμデジタルシリーズで糊口を凌いできたオリンパスが、そろそろ迷走する頃のカメラである。実際、上層部のポリシーも迷走していて、勝手に画素数は400万画素級で十分で、これ以上の拡大はしないと宣言していた。オリンパスはOM707の時もそうだが、ユーザ不在の思い込みをしては迷走するのだ。
 もっともペンデジ以降は商売も上手くなったようで十分な支持を市場から得ている。しかし、どうも上層部の運営は怪しいようだ。


 では、撮影結果(奥三河紅葉編)をご覧頂きたい。

(了:2015/04/02)

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