ニコン クールピクスS6100について


COOLPIX_S6100
実売3万円を切るとは思えない基本機能の充実っぷり。

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能


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 1600万画素の撮像素子に光学7倍ズームレンズを組み合わせる。

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 クールピクスこそ、ニコンのデジカメの歴史を伝動するものだ。
 

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 軍幹部の操作系はオーソドックス。


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 細かなメニューはタッチパネルで操作する。
 タッチングの節度はなかなか良い。


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 メイン操作をタッチパネルで行うので、ボタン類はシンプル。




 クールピクスSシリーズの「S」は多分「スタンダード」のSなのだろう。しかし、本カメラの実売価格は2.8万円前後だったらしい。そうなると廉価機というのは1万円+α程度になるのだろうか。なかなか、エグイ話だ。本カメラの登載する機能の数々はとても3万円を切るものとは思えない。このようなカメラを生産することに利益有るのか心配な程だ。一方で、デジカメとしては完成していて突っ込みどころも無ければ官能的なところもない。なので、機能を紹介しただけのあっさりしたページになるだろうな。
 本カメラはクールピクスS6000の延長上にあるカメラで、基本的には撮像素子は1400万画素級から1600万画素級になった。1600万画素級ってもの凄いよな。ライカ判換算で28〜196mmF3.7〜5.6の光学7倍ズームレンズを組み合わせる。驚くのが光学シフト手振れ補正機構付き。ニコンで言うところのVRだな。他社だったら電子式手振れ補正機構になるだろうな。絞りはNDフィルターにより2段階に変化する。この辺は廉価感が拭えないな。感度は最速ISO3200モードを搭載するが、通常のオートモードだろ上限がISO1600までのようだ。上限をISO400やISO800に制限するモードも搭載する。これらの機能は基本的にクールピクスS6000を踏襲する。その他、「ターゲット追尾」とか「ペット自動シャッター」等のソフトウェアで処理する機能がどれだけ変わったのか、よくわからない。
 ソフトウェアと言えば本カメラはOSとしてアンドロイドを搭載するらしい。ニコンの公式HPにはそんなことは一言も書いてないのだが、そう書いてあるコンテンツがあるのだ。確かにタッチパネルとアイコンを組み合わせた操作系はスマートフォンを連想する。本カメラの最大の特徴はタッチパネルによる操作系である。拙僧は手首にストラップを通し、本体をぶらぶらさせていると勝手に設定が変わったりシャッターが切れたりするカメラが好きではない。なのでタッチパネルのカメラは好きではないのだが、本カメラはチューニングが絶妙なのかストレスが無い。確かに不用意にシャッターが切れるときはあるのだが、EOS−Mほど無節操ではないな。液晶モニターに写る被写体をタッチすると追尾して、更にシャッターが切れるらしいのだが、拙僧はそんな撮影はしなかった。ただ、顔認識は満足に機能し追尾もあてになる。もっとも、本カメラは開放でボケを楽しむようなカメラではないから手ブレさえ気を付けていれば、そこそこの画像は撮れる。
 レンズはニッコール銘を与えているが、クオリティはそれなりである。また逆光や低照度のシーンでは簡単に被写体が白飛びする。この辺は所詮3万円を切るデジカメという事だろうか。勿論、ニコンのレンズ設計が劣る訳ではない。撮像素子のダイナミクスレンジが大したものではないので、レンズも相応の物なのだろう。そういう撮影は稀なので8割がたは綺麗に撮れる。価格にしては立派なのではないだろうか。
             ☆           ☆
 つくづく感心するのは3万円を切るとは大したものである。勿論、実現する機能はソフトウェアに関するものだから使いまわしが効いて開発コストを下げているのだろう。今風のコンテンツビジネスのような物だ。バッテリーは気合モデルのクールピクスP300と同じEN−EL12でタフネスも十分だ。
 とりあえず買うカメラとしては十分なのだろうが、愛情は湧かないよな。もっとも、拙僧は数百円で拾ったので文句を言う筋合いにない。


 では、撮影結果(挙母祭り編)をご覧頂きたい。

(了:2015/10/20)

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